2014年4月13日日曜日

吉水神社(奈良)へ

社伝では白鳳時代創建。吉野山の吉水神社(ご祭神/後醍醐天皇・楠木正成)へ。古来より吉野山は修験宗のお山で金峯山寺の吉水院だったが明治維新の神仏分離で吉水神社へ。平安末期頼朝に京から追われた義経と静御前が吉野へ落ち5日間後別れをした場所「吉野山峯の白雪踏み分けて・・・」はあまりに女心を。

義経潜居の間は室町時代再建の書院造り。1336年後醍醐天皇が吉水院を南朝(皇居)とし南北朝時代は4代57年の歴史を経る。1594年豊臣秀吉が花見の宴を開き歌会茶会能会が盛大に行われ吉水院が本陣となった。他に最澄・空海・一休・芭蕉などなど歴史上の重要人物が多数吉野山へ参内し多くの遺稿が現存しています。

  吉水院は吉野山を統率する修験宗の僧坊。明治後は後醍醐天皇と忠臣楠木正成をご祭神とする本社
ユネスコの世界遺産登録された日本住宅建築史上最古の書院造りの書院。宮司様の案内はユニークで楽しい