2012年12月5日水曜日

建仁寺へ

京都最古の禅寺、建仁寺へ。臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西禅師で2度入宗し中国から初めて茶種を持ち帰って栽培することを奨励したそうです。当時のお茶は高級な飲物で薬としての効用があったとか。創建は鎌倉時代1202年。純粋な臨済宗の禅寺として修業の場となりました。

鎌倉時代発祥の禅宗の臨済宗はどちらかといえば貴族や武家など上流階級の禅寺として普及し、曹洞宗は一般庶民に普及したとのこと。なるほど伊藤家は曹洞宗ですが京都市内には確か2寺しか存在しない。俵屋宗達の風神雷神図屏風や小泉純作の双龍図があまりにも有名です。

                    建仁寺の方丈。受付で写真OKですとのこと。展示は高精細デジタル複製、本物は倉庫
 法堂天井の巨大な双龍図。創建800年を記念して小泉淳作が2002年に制作。堂内は暗くポスターをパチリッ