2011年9月9日金曜日

皇居東御苑へ

皇居の東御苑の入口は大手門・北桔橋門・平川門の3カ所。3・11の地震で大手門の白壁が少し崩れたようで今もそのまま。御苑内は訪問者も少なく広大な敷地をゆったり散策できます。意外に多いのは外国の方。観光ガイドに掲載されているのでしょう。御苑内には江戸時代の建物、同心番所・百人番所・大番所・諏訪の茶屋などが再現されています。

面積約21万坪の東御苑には日本庭園の他にバラ園・竹林・ツバキ園・茶畑・勝負田・都道府県の木・二の丸雑木林などで多数の植物が植えられ、四季折々の表情を楽しむことができます。特に2ヶ所の雑木林は昭和天皇の発案で、都市近郊で失われていく植物を植えた雑木林を復元したそうです。「雑草という草はない」とは昭和天皇の言葉。

                              東御苑内南端の富士見櫓。当時は19の櫓があったが現在は3つのみ
      百人番所。平成天皇即位20周年記念イベント時は即位式で着用衣服が多数展示されていた