2012年1月8日日曜日

回向院へ

私は20歳頃、山本周五郎全集を読破し大感激しました。昭和39年講談社発刊(全13巻)全集を毎月1冊ずつ購入。その後も藤沢周平や宮部みゆき作品などを次々と。江戸時代物を読んでいると両国橋や回向院の話はよく登場します。私は最近、江戸時代と現代地図を比較した図鑑を購入しました。

出掛ける前後や時代物を読んでいる最中に地図を見ながら確認しています。江戸時代の回向院は広大な敷地で立派な寺院だったことが伺えますが、なんと現代の総門は銅版葺きで表参道は短く敷地はビルの谷間に埋もれて狭く見る影もない。明暦の大火で亡くなった人を始め、多くの人々の供養をしています。

             両国通りの突き当たりに回向院の総門が。屋根は銅版で柱はコンクリート
                     境内の力塚は立派な巨岩。相撲関係者の供養搭