2012年1月11日水曜日

高輪泉岳寺へ

忠臣蔵で名高い高輪泉岳寺へ参拝してきました。泉岳寺は徳川家康が曹洞宗の寺院として創立。寛永の大火で消失したが家光により現在の高輪へ復興移転した際、毛利家・浅野家などの大名に
命じて完成したそうです。浅野家と泉岳寺とのご縁はこの事業以来とのこと。当時は七伽藍を持つ大寺院で修行僧は200人もいたそうで現在も学僧が修行しているようです。

吉良上野介の所領は私の故郷の愛知県内で吉良の仁吉でも有名な場所。三河湾に面した穏やか地形にあり土地の人々は吉良上野介を良き為政者として現在も語り継いでいます。泉岳寺の赤穂義士の墓は一人づつ墓標が建ち、時折に映画やTVドラマで演じた役者の顔が目に浮かぶ不思議なご縁を感ずる墓参でした。

   泉岳寺総門の裏側。松の佇まいがお見事。しかし東京の寺院の本殿は一様にコンクリートの建物で妙な感じ
              屋根付の建物が大石蔵之助の墓。47人の義士の墓碑も線香が絶えない