2013年12月4日水曜日

吉田神社へ

東山三十六峰のひとつ吉田山の麓の吉田神社(ご祭神は健御賀豆知命・伊波比主命・天之子八根命・比売神)へ。吉田山は桓武天皇が794年平安京へ遷都した際、都の東北に位置し鬼門に当るとして比叡山とともに王城の鎮護として崇めた地とのこと。この地は縄文土器が発掘され古代から清浄の霊地だったそうです。

平安京が安定し太平の世が続くと藤原家は皇室の外戚としてますます栄え、平城京の春日の神を吉田山に祀ったそうです。確かに拝殿は四つ。近年立て替えたようで美しい朱色の柱の社が並んでいます。吉田神社の社家を吉田氏と称し、一族から徒然草の吉田兼好をはじめ有能な人材を多々輩出したそうです。

                京大正門前から長い参道が続き階段脇のモミジは紅葉真っ盛り
               赤い鳥居の奥の奥に四つの社が。夕刻にも関わらず何人も参拝者が