2012年9月20日木曜日

清水寺へ

京都で一番有名なお寺、清水寺で毎月1回年12回講義の第1回に出席。「おもしろ清水寺学」がテーマ。京都へ転居直前「清水寺の謎」という本を読んだばかりで絶好の機会。東山三十六峰の1つ音羽山の中腹に存在し広大で壮麗な堂塔伽藍には年間500万人も訪問者があるとか。舞台から滝へ目を奪われがちだが本堂にはご本尊の秘仏十一面千手観音様が。

創建は778年奈良時代末期。奈良明日香に現存する法相宗の子島寺の第2代住職の延鎮が開祖という説が有力らしい。延鎮が音羽山の音羽の滝で修行中、白鹿が現れ討ったのが坂上田村麻呂。ここで観音様に蝦夷征伐の戦勝祈願をしたところ全戦全勝だったとか。普段内には入れない経堂での講義は多数の仏様に囲まれ荘厳な雰囲気でした。

             本堂横の江戸時代創建の舞台から京都の町が一望できる絶景ポイント
                  朱塗りの西門。仁王門と三重塔に挟まれたやや小さな門