2014年1月5日日曜日

知恩院へ

平成の大修理中の知恩院(浄土宗/弥勒菩薩様)御影堂へ。国宝御影堂は平成24年~31年完成です。我が家北側ベランダから見える御影堂はただ今解体中で工事用の覆いがすっぽりと。完成までの第1日曜日に見学可能です。100年前の明治33年に大修理を行った時の工法をおおいに参考にしているそうです。

御影堂は法然上人のご尊像をまつるお堂で3代将軍徳川家光が造営。今回の主な修理は9万枚に及ぶ瓦の全面吹き替えです。長年に亘る屋根の重みで屋根を支える木造骨組みに歪みが生じたため全瓦を降ろし下地として張った板や木が取り除かれ、日本独自のダイナミックな屋根の仕組みが目前に。圧巻です!!

         屋根の上部は母屋(もや)下部は拮木 (はねぎ)中間を支柱で支える。ただ今全て明治期の材木が
              東山山系の緩やかな斜面に造られた知恩院全景。オレンジ部分を修理中