2014年5月27日火曜日

心猿庵へ

大好きな法然院の前に私が10代の頃、文豪谷崎潤一郎邸がありました。京都へ住みたいと父に言うと、あの谷崎潤一郎が京都の寒さに耐えられず東京へ越したんだよ。お前のような寒がりは無理だと。その谷崎邸の跡地に建てられたのが心猿庵。東京高田馬場に広大な敷地を持つ茶道会館がありますが心猿庵は京都の庵です。

茶道会館の次男が裏千家お家元千宗室の内弟子になって10数年。ようやくお弟子をとって良いとの許可で月1回ごく親しい人達を招いて茶道の指導を始めました。京都転居直後、私も5・6回通いましたが足首にカルシュームの突起物ができ早々に辞退する羽目に。 法然院を散策後、お稽古帰りの皆様と久し振りにランチを。

     新緑が美しい心猿庵。稽古は2階の茶室でなごやかに。何でも答えてくださる師匠でした
     稽古中は勝手口から入ったため、玄関は知らなかったので覗き見。静かな佇まいにうっとり