2015年7月16日木曜日

京大 土佐琳派へ

映像クリエイター、土佐尚子教授の研究発表を受講。3月の寒い日に京都国立博物館の壁面に投影された不可思議な華麗な世界が解明される貴重な時間でワクワクしました。映像は全て「実写!!」。未生流家元が活けた花々がハイビジョンカメラでスローモーに表現されています。

液体窒素で凍ったバラはエアガンで空気を揺らし粉々に吹き散り、太鼓を打ち鳴らして皮の上の水は微細な水滴になり跳びはねる。土佐作品のテクニックを余すことなく披露。しかしながら土佐教授は赤いヘアスタイル。東大の上野教授も赤い髪。同大の浜教授は紫髪。なぜだろうか?

                  映像の一瞬を捉えた写真集の1部。毒々しい鮮やかな色彩が土佐琳派の特徴