2013年4月9日火曜日

祇園白川へ

京都の名所祇園北側の白川へ。琵琶湖疎水から流れる人工の小さな川で鴨川に注いでいます。辰巳大明神の朱赤の鳥居と辰巳橋と両岸の日本家屋と緑の木々はあまりに有名です。2月は梅が、4月は桜と柳が見事なコントラストです。今年の桜の時期はあいにく晴天は一度もない。黄砂かPM2.5か春霞か定かではありませんが。

我が家近くのため昼は東京の若い大学生と2回、夜は東京の医師と1回見に行きました。夜は散り始めていましたがライトアップと花灯路のせいで肌寒さを忘れる幻想的な美しさ。ライトアップは花見を長く楽しむ手段だとつくづく感心。花灯路も、3月に東山界隈で使ったものを使い廻しているとは水炊き萬次郎の仲居さんの弁。

           雨がそぼ降る寒空の祇園白川。右側は3年前友人が滞在した料理旅館の白梅
           満開のソメイヨシノ。どこから撮影しても美しい。この花の命が1週間とははかない

2013年4月8日月曜日

大河内山荘へ

時代劇の名優大河内伝次郎氏が昭和6年から64歳で亡くなるまでの、30年間の歳月に亘り、美を求めてこつこつと創り上げた庭園です。広大な庭は回遊式で多数の松、桜、楓が四季を彩り山荘からは嵐山や東山の比叡山が望め、眼下に京都の町並みが広がっています。お茶を一服しひと休みしてから庭内を散策。

大乗閣・妙香庵・滴水庵・御堂・展望台。自宅にこんなに建物があるなんてすごい金持ちだったんだ。子供時代に見た白黒映画で、片目が傷跡で見えず白い着物で眼光鋭く悪人をバッタバッタと切り倒す、丹下左膳に扮した大河内伝次郎氏はっきりと記憶があります。映画好きな我が家は一家揃って見たのでしょう。

                           大乗閣前の広い芝生の庭。桜と雪柳が満開でこの先で抹茶を一服
                  展望台から見ると向こう側に嵐山の借景が。中腹には山桜が



常寂光寺へ

嵐山駅から西山の麓を北へ進むと、静かで落ち着いた田舎道を散歩する気分でオゾンを胸いっぱいに吸って軽快に歩くことができます。左に小倉山の麓の常寂光寺の仁王門が突然現われます。開山は戦国時代末期の1595年。帰依者には秀吉の兄弟姉妹、小早川秀秋、加藤清正、京都の町衆などが多かったそうです。

仁王門をくぐって長い階段をまっすぐ上ると本堂が。後ろを振り返ると京都の町が一望できます。こんなに高い場所に上って来たのか、と感慨無量。正面に比叡山がそびえ、大文字山・東山・山科まで。市街地は建物が林立し、どこがどこやらの感がするが創建時はきっと碁盤の目に従って、神社仏閣の屋根や搭が確認できたことでしょう。

                常寂光寺の仁王門。南北朝時代の建立で仁王像は運慶の作
                本堂前から後ろを振り返ると桜が満開の京都の町が明るく広がる


2013年4月7日日曜日

二尊院へ

百人一首で名高い小倉山の麓にあり本尊に釈迦如来様と阿弥陀如来様を祀っています。創建は847年。釈迦如来は人が誕生し人生の旅路に出発する時に祝福してくださる仏様。阿弥陀如来はその人が寿命を全うした時に極楽浄土から迎えに来てくださる仏様。現在は天台宗に属し法然上人25番霊場の17番目です。

本堂には2つの仏様が金色に輝いて優しく微笑んでくださいます。天皇家と深い関係があり旧宮家や角倉家の菩提寺です。明治維新まで天皇の名代として勅使参詣があったとか。春の桜と秋のモミジの美しさは言葉にできない美しさ。JRの「そうだ、京都行こう」で紹介されたポスターは記憶に残る京都の風景です。

                       本殿前の見事な枝垂桜。今まさに満開ですが訪れる人も少なく静寂そのもの





嵯峨野の竹林へ

嵐山駅周辺は土産物屋がずらりと並んで大変な喧騒です。大覚寺の門を過ぎて細い道を左へ曲がると竹林が。天高く孟宗竹が伸びる小道が長く続き、空気が一気に変わります。同行の東京から来た大学生2人は東山を歩いていても嵯峨野でもさかんに「空気が美味しい」と鼻をクンクンしていました。
   
           この竹林は春夏秋冬いつ来ても青々として美しい。誰が手入れしているのやら